いつかは異世界生活を試してみたい
そのために現実世界を散歩しなくては
Posted by うらな - 2017.07.14,Fri
すでに使われなくなって数十年はたっているであろう建物は思いのほか頑丈に建っていた
木造建築とは違い鉄筋コンクリートの寿命は100年ほどだと聞いた事があったが少なくともあと数十年は同じ状態を保つであろうと感じた
中に入ってみるとまず目についたのが丸い穴の開いたホールである
見てわかるとおり一部木製の床は抜けおちているが建物の構造は実にしっかりしており写真左のハシゴも錆が少々出ているものの何も問題なく利用ができた
写真内に赤いパイプ椅子が置いてあるがこれは以前にこの廃墟を訪れた人の置き土産だろう
このイスの位置からはホールの全景を良く見ることができた
イスの位置から上を見上げるとこのように見える
窓のそばには木やツタが茂っておりその影響で2回の壁には色がついているように見える
また中央部の換気扇については整備もされていないハズなのに風が吹くたびに勢いよく回りだすため驚いた
次にハシゴを使い2階に登る事にする
ハシゴを登る友人の大きさからこのホールの広さが解る
変電機でも置いてあったのだろう、床には昭和の頃の日誌が散乱している
雨が吹き込んでこないせいだろうがどれも保存状態が良い
ある程度探索を行い隣の部屋に移る事にする
こちらもなかなかに趣きのある広間
天井や壁の漆喰はところどころ剥がれており、また一部にはコケも生えている
しかし全体的に状態は良い、コスプレ写真とかアーティストのPV撮影なんかに使えそうだ
壁の階段
不要な物を全て取っ払い直線だけで構成されているためモダンな印象を受ける
窓からも光が入り込み廃墟にありがちな陰鬱さは全く感じない
階段の上から友人を見下ろす
ある程度見学したところで帰ることにする
実に素晴らしい廃墟だった、もし壊される事が決まったのであればその前にもう一度訪れたいものだ
帰るさいに昭和の漫画雑誌を発見 さいとうたかお先生の「影狩り」
劇画ってのも最近聞かなくなりましたねぇ・・・
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